ジフォルタ®の臨床成績

海外第Ⅱ相臨床試験(PROPEL試験:PDX-008試験)

国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(PDX-JP1試験)1)

1)社内資料:日本人再発・難治性末梢性T細胞リンパ腫患者を対象としたPDXの第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験, PDX-JP1試験(承認時評価資料)

(1)第Ⅱ相部分の画像評価委員会のCT画像評価に基づく客観的奏効割合(ORR)[主要評価項目]

第Ⅱ相部分のORRは45.0%(9/20例、90%信頼区間:25.9~65.3%)であり、二項検定により本剤の真のORRが閾値奏効割合(10%)を有意に上回ることが示されました(p<0.001)。

なお、治験責任/分担医師のCT画像評価に基づくORR(副次評価項目)も、45.0%(9/20例、90%信頼区間:25.9~65.3%)でした。

(2)第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の合計の画像評価委員会のCT画像評価に基づくORR[主要評価項目の副次解析]

第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の合計の画像評価委員会のCT画像評価に基づくORR(主要評価項目の副次解析)は、47.8%(11/23例、90%信頼区間:29.6~66.5%)でした。

(3)第Ⅱ相部分の画像評価委員会のCT画像評価に基づく奏効到達期間(TTR)[副次評価項目]

第Ⅱ相部分の奏効例は9例で、いずれも第1サイクルで奏効を示しました。

(4)第Ⅱ相部分の画像評価委員会のCT画像評価に基づく奏効期間(DoR)[副次評価項目]

第Ⅱ相部分のDoR中央値は、データカットオフ時点で未達でした。

(5)第Ⅱ相部分の画像評価委員会のCT画像評価に基づく無増悪生存期間(PFS)[副次評価項目]

第Ⅱ相部分のPFS中央値は4.9ヵ月(95%信頼区間:1.4~6.0ヵ月)でした。

(6)第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の合計の全生存期間(OS)[副次評価項目]

第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の合計のOS中央値はデータカットオフ時点で未達であり、生存率は投与開始後1年時点で69.2%でした。

(7)第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の各症例における標的病変の最大縮小率[副次評価項目]

画像評価委員会によるCT画像評価に基づき、第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の各症例における標的病変の最大縮小率を算出しました。
変化率が0%未満の症例(標的病変のSPDが縮小した症例)の割合は66.7%(14/21例)で、変化率が0%以上の症例(標的病変のSPDが増大した割合)の割合は33.3%(7/21例)でした。

(8)第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の各症例における標的病変の縮小率の推移[副次評価項目]

画像評価委員会によるCT画像評価に基づき、第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分の各症例における標的の縮小率を時期別に算出しました。
CR及びPRの症例の多くは第1サイクル終了までに50%を超える病変の縮小がみられ、一定期間その状態が保たれました。SDの症例の一部では第1サイクル終了までに病変の増大がみられましたが、他の症例では投与開始後に病変が徐々に縮小し、一定期間その状態が保たれました。
PDと判定された症例では第1サイクル終了までに病変の増大がみられました。

(9)スクリーニング時の患者背景因子による、第Ⅰ相部分と第Ⅱ相部分を合計したORRの層別解析

画像評価委員会のCT画像評価結果に基づくORRについて、以下の患者背景因子別の層別解析を行いました。

スクリーニング時の患者背景因子:性別、年齢、先行治療歴(抗悪性腫瘍剤)レジメン数、直近の抗悪性腫瘍剤による治療効果、病型分類(中央診断)、病期分類〔Ann Arbor分類(形質転換菌状息肉症以外)〕、ECOG PS(投与開始時)、LDH(投与開始時)、標的病変の最大腫瘍径、画像評価委員会判定によるSPD(cm2

®:ジフォルタおよびDIFOLTAはムンディファーマの登録商標です。